今回物語り演歌作製企画にあたり参考事項　　

楽譜（jpegで作製）楽譜１　楽譜２　楽譜３　楽譜４　楽譜５　楽譜６　楽譜７
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　　　　再度クリックして　印刷を実行。A4ｻｲｽﾞで　用紙に合わせる(A4)で　印刷で来ます。）


忠臣蔵の参考ｈｐ所へ
（萱野三平　忠臣蔵で検索した所です。）
  箕面市地域振興部商工観光課　　

歌詞は最終確定ではございませんが　取り合えず見切り発車致します。
歌詞入り画像はここから


カラオケ用元録悲恋物語MP3はここから入ってファイルを取り込んで下さい


歌唱：六山ちひろ


  　  　元禄悲恋物語　
　　「萱野三平とおかる」
                                                作詞　きただい喜一
歌一番
生まれは摂州(せっしゅう)　萱野(かやの)村
領主大島　小姓あがり
播州浅野家　三平は
腰元おかる　悲恋の出会い
夫婦の夢に　泣かされる

朗読1
頃は元禄　十と四年
弥生(やよい)三月　さくらの花が
島原乱(らん)より　六十年余
太平やぶる　松の大廊下(おぉろうか)
身も世も捨てた　殿中刃傷

語り1
風さそう　花よりもなほ　我はまた
春の名残りを　いかにとかせん
辞世残して　たくみのかみ　はらはらと
舞い散るさくらと　消えうせる
望みなくした三平は摂州萱野に里帰り
屋敷にこもり　せつない日々を
想いはおかるの　ことばかり
そこに訪ねる　おかるの姿
三平さま　お会いしとうございました
あれから　どうしていた
奥方様は仏門におはいりになられ、私たちは
そろって　おひまになりました、今は山崎にある
叔父の家に身をよせております
そうか　大変だな　女の身にもおよぶのだな
お家の大事より私は三平さまと離ればなれに
なったことが、悲しゅうございます。

朗読2
お家断絶　赤穂のお城
さくら散りはて　五万三千石
残った家臣の　悔恨(かいこん)つのり
主君なくし　三平どこへ

歌二番
不幸なおかる　恋ぐるい
命ねらった　大石様を
理久にさとされ　あきらめて
あだ討ち願う　おかるの胸は
定めのにくさ　世をうらむ

朗読3
泣いた不運の　三平おかる
武士を捨てろと　女の願い
浅野につかえて　十五年余
いまさら出来ぬ　帰参などは
一途(いちず)に燃えた　男と女

語り2
おかる　わかってくれ　さなたを思う私の
気持ちに　うそいつわりはない
そなたがいとしい　そなたと夫婦になりたい
だがそれは許されぬ
今そなたと一緒になれば　大石様はじめ
同志の方々と　たもとを分かたねばならなくなる。
それは　なくても軟弱者とそしられているのだ。
この汚名だけは　何としてもそそがねばならぬ
三平さま　武士をお捨て下さい。
それが出来るなら　なやみはせぬ
かるは大石様がうらめしゅうございます
大石様のご執念があなたさまを悩ませ、あなたさまを
あらぬ方へと引きずっていっておしまいになるのです
馬鹿なことを申すな、よいか私たちはもう二度と会ってはならぬ。
さらばだ・・・・・・

朗読4
恋をたちきり　定めにまかす
おかる身を売り　くるわにはいる
悲恋の果てに　添えない二人
夢まで消えた　三平あわれ

歌三番
忠義と恋の　板ばさみ
おかる三平　悲しい恋は
命を捨てても　恋したう
この世に添えぬ　運命(うんめい)ならば
私をつれて　死出(しで)の旅